量子化ビット数を破壊するエフェクター...
- yuuukey1003
- 2021年1月12日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年1月19日
こんにちは!YKです。
今回こちらのブログではリクエストのあったビットクラッシャーというエフェクターの紹介を致します。
モノはこちら

タイトルの通りのエフェクターなのですが、そこだけ聞くとやばそうですね
「量子化ビット数を破壊するエフェクター.......」
いいですね
どういうことかというと音楽において量子化ビット数とは簡単に言うと「音の解像度」に関係してきます。(ここら辺を語りすぎると何の話か訳が分からなくなってしまうので割愛します。)
要はその解像度を意図的に下げてくれるエフェクターです。
音の解像度が下がるわけですから、映像に例えるならすこし粒子の粗い古臭い映像みたいな感じですかね
しかし普通に考えてせっかくこだわって弦も選んでセッティングもしていいシールドを使ってバッファやコンプも良いもの使ってるのになんでわざわざそんなエフェクターを....
とお考えになる方もいらっしゃるかも知れませんが
ディストーションがいい例ですが、必ずしもクリアな音だけが正義ではないのがエレキギターやエレキベースの世界です
エフェクターではあまりに有名なディストーションは意図的に音を割れさせるエフェクターですよね
言ってしまうとこのCRUSH BITも歪みたいなものです(だいぶざっくりですが...)
しかし一般的な歪みオーバードライブとは違ってこのCRUSH BITは独特のサウンドが得られます。
サウンドはこちらをどうぞ
うん、ゲーム音
てかファミコン

てかマリオ

懐かしいゲームサウンドですね
ホントこんな感じの音しか出せないエフェクターですがソロパフォーマンスには非常に向いており
独特の音色もさることながらその粒子の粗さ故に音の粒立ちがくっきりして聞こえやすくなるというメリットもあったりします。
軽くうっすらかけてファズっぽい使い方もできると思います。
独特すぎるんですが、ベースとの相性は良いと個人的には思ってます。
歪の類と表現しましたが、シンセっぽさも持ち合わせています。
ビーム感のある攻撃的なシンセベースサウンドも簡単に出せますし
コード弾きでちょっとノスタルジックな雰囲気なんかも簡単に表現できちゃいます。
最後に
今回紹介したこの個体、中華製のエフェクターですが飛び道具として非常に使えます。
もしくはシンセベース的な使い方。
少しノイズが出てしまうのが欠点ですが、エフェクトのかかりは全く問題なくきちんと仕事してくれます。
ほかにも様々なメーカーからビットクラッシャーは発売されているのですが、なかなかに高額だったり、日本では手に入り難い物も...
今回のこちらの商品は比較的入手しやすいと思います。
意外と表現の幅が広いエフェクター CRUSH BIT
是非一度手に取ってみてください
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のお役に立てたら幸いです♪ YK
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